こんにちは!
Thinkです。
先日、薄型のUSB充電器「Anker PowerPort Atom III Slim」が発売されました。
↓以下のリンクの商品になります。
今回は、この商品の使用シーンについて考察してみましたので、購入を検討されている方の一助になれば幸いです。
①Anker PowerPort Atom III Slimの仕様
本体サイズ | 89mm×86mm×18mm |
重量 | 142g |
入力 | 100~240V 2A 50~60Hz |
出力ポート | USB Type-C 1ポート |
USB Type-A 3ポート | |
出力 | USB Type-C:最大45W |
USB Type-A:20W(3ポート合計) |
重量は、電源ケーブルを除いた重量になります。
出力ポート毎に出力できる電力が異なりますので、ご注意ください。
②特徴
- 厚さ1.8cmの薄型設計
- 142gの軽量設計
- 合計最大65W出力
- 窒化ガリウム採用
最近流行りの窒化ガリウム採用のUSB充電器になります。
複数のポートを搭載するタイプの充電器は、従来商品で200g台でしたが、今回の商品は薄型化と軽量化を達成し、出力電力も60Wから65Wに上昇しました。
③良い点
- 薄型でスタイリッシュなのでデザインも良く、設置場所を選びやすい
- コンセントプラグが本体内蔵ではなく、外付けするタイプなのでコンセントから距離がある場所に設置することができる
- USB Type-Cの出力が30Wから45Wにアップ
今回の商品の一番の特徴は、USB Type-Cの出力が従来の30Wから45Wに上昇したことです。
なぜこの出力が重要かといいますと、USB PD対応でもパソコンによっては30W出力だと充電できないものがあったからです。(例えばLifebook WU3/D2)
そのため、30Wと45Wでは大きな違いがあります。
④購入前に注意する点
- USB Type-Cの出力が最大45Wまで
- コンセントプラグが内蔵していない
③の良い点で述べた内容と矛盾する部分がありますね(笑)
商品タイトルには「65W」と書いてありますが、これはすべてのポート(USB Type-C×1とUSB Type-A×3)を合計したときの出力です。
USB Type-Cは最大で45Wまでしか出力されないので、「USB Type-Cが65W出力ではない」という点に注意してください。
コンセントプラグについては、一長一短です。
特にPCと一緒に持ち運ぶときは、コンセントプラグを内蔵していたほうが良いです。
昔の記事に掲載した画像になりますが、以下の画像を観てもらえばコンセントプラグが一番場所を取る事がわかるかと思います。
⑤どのような使用用途に使うか?
この商品はPCやタブレットと一緒に持ち運んで、喫茶店でちょっと充電・・・といった用途には向いていません。
その理由は
- コンセントプラグを内蔵していないため、持ち運ぶときにコンセントプラグも一緒に持ち運ぶ必要があるため荷物がかさばる
- コンセントプラグを外付けできるため、コンセントプラグ内蔵の充電器と比較してコンセントから離れた場所に設置できる
- コンセントプラグ内蔵の物は幅が広い物が多いため、コンセント接続時に他の物と干渉することがあるが、この商品は干渉しない。
だからです。
コンセントプラグの内蔵・外付けの違いに影響を受ける部分が多いため、家庭やホテルなどに据え置きする用途に合う商品です。
⑥過去のUSB PDに関する記事