こんにちは!
Thinkです(Twitterアカウント👉https://twitter.com/Think_blog_2019)
今回は、Zephyrus G14で使うことを念頭にUSB PDの100Wに対応したモバイルバッテリーを購入しましたので、記事を書きました。
USB PD 100W対応のモバイルバッテリーを検討している方や、Zephyrus G14でのご使用を検討している方は是非参考にしてください。
初めに結論から言いますと、Zephyrus G14では60Wでの充電しかできませんでした。
とはいえ、モバイルバッテリーを使用する状況ではゲームはしないので、消費電力が少ない作業を行う上では十分です。
また、バッテリー自体の充電は100W入力でおこなえるため、高速で充電可能です。
👇Zephyrus G14は以下のリンクの商品になります。14インチのコンパクトボディにデスクトップクラスの性能を詰め込んだパソコンです。
性能についての詳細は、過去記事をご参照ください。
👇過去のZephyrus G14のレビュー記事になります。
①Zendure Supertankモバイルバッテリーの仕様
容量:27000mAh
出力ポート:USB Type-A×2(15Wと18W)、USB Type-C×2(100Wと60W)
入力ポート:USB Type-C(100W)
寸法:4.2(高さ)×7.3(幅)×11.9cm(奥行き)
重量:499g
機能:バッテリー残量表示ディスプレイ搭載
注意点:100W出力はバッテリー残量が50%以上の時のみ有効
👇以下の商品になります。
②外観と大きさ
(注1)バッテリー残量表示の数字が変に見えますが、目視では「100」と表示されていました。おそらく点滅によるものでカメラで撮影したのが原因です。
バッテリーの形状はキャリーケースを小さくしたような形です。
大きさは、文庫本よりも設置面積は小さいですがその分分厚いです。
大容量のバッテリーを搭載しているので、仕方がないですね。
見た目は頑丈そうに見えますが、耐久性に関する記述はないため大きな衝撃や水を与えないように注意したほうが良いです。
③USB PDで100W充電するには100W出力の充電器とケーブルが必要
バッテリー自体はUSB PD 100Wに対応していますが、この性能を十分に発揮するには同じく100Wに対応した充電器とケーブルが必要です。
ケーブルはこのバッテリーに付属しているので、充電器を購入しました。
👇以下の商品です。
この充電器を使用してバッテリーに充電したところ充電時の電流と電圧は若干変動しますが、おおむね100W(20V×5A)出ていました。
次にバッテリーを100%まで充電した状態で、同じケーブルを使用してバッテリーからZephyrus G14に充電しました。
その結果、60Wで一定となりました。
試しに消費電力を増やすためにゲームを起動してみましたが充電スピードが変わる事はありませんでした。
また、充電器から直接つなぎましたが、同様の結果となりました。
USB PDの仕様上は100W充電が可能ですが、Zephyrus G14は60Wまでの充電に制限しているようです。
そのためか、USB PDで充電している間はZephyrus G14の電源管理が「サイレント」と「バランス」しか使用できませんでした。
「バランス」設定した状態でCinebench R20を測定してみました。
購入時のレビューで測定した時は「ターボ」設定でしたが、それよりも数値が下がりました。
とはいえ、一般的なモバイルノートパソコンよりも2倍以上の数値が出ていますので、ゲームや動画編集等の重い処理を行わない限りは問題ないです。
④まとめ
今回はUSB PD 100Wに対応したモバイルバッテリーを使用してZephyrus G14 を充電してみました。
✅一般的なモバイルバッテリーでもバッテリー自体が大容量だと充電に時間がかかりますが、100W充電によって短時間で充電できます。
✅バッテリー自体はUSB PD 100Wに対応していますが、残念ながらZephyrus G14は60Wの充電までしか対応していませんでした。
バッテリー自体が大きく、重いですがそれに見合った容量と性能を備えているので良い物だと感じました。
私のようにゲーミングPCの充電に使用する人はほとんどいないと思いますが、100W充電(例えばMacbook)に対応したパソコンを使用する方には短時間で充電できるので、良いです。
ただし、充電器を含めて価格が高いのがネックです。
もう少し市場にUSB PD 100Wに対応した物が出てくれば、値段も下がると思います。