こんにちは!
Thinkです。
今回はノートパソコンを購入する上で意外と見落としてしまう事を記事にしました。
ノートパソコンを検討されている方は、是非参考にしていただければと思います。
なお、ノートパソコンの性能についてではなく、筐体に関係した内容になっております。
- ①本体サイズと重量は自分が求めている大きさですか?
- ②周辺機器との接続は大丈夫ですか?
- ③液晶が開く角度は自分の使用用途に合っていますか?
- ④スピーカーは搭載していますが?
- ⑤画面サイズ=筐体サイズではない
- ⑥まとめ
①本体サイズと重量は自分が求めている大きさですか?
据え置きタイプのノートパソコンを購入するのであれば、特に気にする部分ではないですが、持ち運びを重視するノートパソコンが欲しい場合は、購入時に注意する必要があります。
皆さんこんな経験はないでしょうか?
「店で見たときは小さかったけど、購入したら大きかった」
私は経験したことがあります。
店だと、PCの周囲に置いてある物や、店員さんの話術の影響なのかはわかりませんが、「店で見たときは手ごろな大きさだったのに、いざ購入すると大きくて持ち運びに苦労した。」
なんてことがあると思います。
そのため、店でノートパソコンを購入するときは以下の事に注意してください
- 大きさの基準→基準になる物(例えばA4用紙や雑誌)を持っていき、現地でパソコンと比較する。
- 重さの基準→片手でパソコンの端を持ち、何%の力で持ち上げれるか試してみる。50%以上の力で持ち上げれなければ持ち運びには向いていません。
- 周辺機器の確認→店員さんに相談してACアダプターを見せてもらい、持ち運びに適した大きさか確認する。
カタログで大きさ、重さは確認することができますが、自分が持ち運べるかどうかは、やはり現物を確認するのが一番です。
実際に持ち運ぶときは、ACアダプターも持ち運ぶ事がありますので、ACアダプターを含めた重さが重要になります。
しかし、カタログにACアダプターが記載されてあることは稀なので、店頭で確認できるのであれば確認したほうが良いです。
②周辺機器との接続は大丈夫ですか?
これは確認しているようで、意外と見落としてしまう事です。
何を見落とすかというと、ポートの配置と配線の方向です。
例えばノートパソコンを購入して使ってみると
- USB Type-Aポートが右手側に2つ欲しかったけど、1つしかついてなかった・・・
- 2つのUSBポートの間にACアダプター接続ポートがあり、USBポートに干渉して1ポート使えない・・・
- USBポートの間隔が狭すぎて接続するときに干渉する・・・
- ACアダプターがL字型じゃないから、ACアダプターの接続側に物を置けない・・・
などなど、購入後に見つかる不満点が多々あると思います。
こうならないためにも
- USBやHDMIといった接続ポートは必要な個数が必要な方向に接続できるか?
- USBやHDMIに周辺機器をつなげたときに、お互いに干渉しないような間隔で搭載されているか?
- ACアダプターはL字型か?
をよく確認することをオススメします。
ACアダプターについては、最近USB Type-Cを使用した充電器が多くなってきておりますので、自分好みの充電器を用意することができるようになってきました。
↓過去の記事で、L字型の充電器を使用するメリットを書いておりますので、興味がある方はぜひご覧ください。
③液晶が開く角度は自分の使用用途に合っていますか?
これはノートパソコンを使用する方の使用スタイルに寄るところが大きいのですが、膝の上で使用される方は注意してください。
その理由は、膝の上で使用するときは机で使用するときと比較して上からのぞき込む形になるため、液晶の開く角度に制限があると液晶を真正面から見ることができないからです。
理想としては、180°開くものが良いです。
④スピーカーは搭載していますが?
最近はめっきり減ってきましたが、スピーカーがモノラルだったり、そもそも搭載していないPCがあります。
CPUやメモリ、HDDなどのスペックにばかり目が行ってしまい、スピーカーについて見落としてしまうことがあります。
購入した後に、「これスピーカーついてないじゃん!」
のような後悔しないようにチェックを忘れないようにしてください。
⑤画面サイズ=筐体サイズではない
これは最近のノートパソコンの特徴ですが、ノートパソコンを入れるバッグを購入する際に特に注意しなければならない事です。
画面サイズは映像を表示する部分の対角線の長さの事です。
実際の筐体サイズは、画面サイズ+外枠サイズの合計になります。
例えば、画面サイズが13.3インチのノートパソコンでも、画面の周囲に枠がある分、筐体サイズは13.3よりも大きくなります。
最近のノートパソコンは、「狭額縁ディスプレイ」といい、画面周囲の枠を狭くした物が流行しています。
この狭額縁ノートパソコンは、狭額縁でないノートパソコンと画面サイズは同じでも筐体サイズは一回り小さいです。
例えば、私が持っているAERO 15 OLEDは、画面サイズが15.6インチですが、筐体サイズは一昔前の14インチのノートパソコンに近いです。
ノートパソコンを入れるバッグを購入するときは対応している画面サイズを確認するのではなく、内寸を確認するようにしてください。
⑥まとめ
今回は、ノートパソコンを購入する前に確認しておきたい事を紹介しました。
パソコンを購入するときは、スペックのみに目が行ってしまい、筐体の確認については怠りがちになってしまいます。
「自分に合ったノートパソコン」を探し出すのは難しいですが、この記事に書いてある事をよく確認していただき、「本当にこのパソコンでいいのか?」と自問自答しながら検討することをオススメいたします。